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怪我の予防、パフォーマンスアップのためのスポーツコンディショニング

日本のスポーツをしている方々を分類してみると、
大きく分けて病気の予防やダイエットなど少し健康のために運動や
スポーツをしている方々をスポーツ愛好家と呼ばせていただき、
競技や大会などに出場して、出来るだけよい成績を残そうと努力している方々を
アスリートと呼ばせていただき、さらにそのグループを細分化すると、
下記のようになるのではないでしょうか?

■スポーツ愛好家■

スポーツ愛好家の方々は、ゴルフ、テニス、スイミング、ランニングやウォーキング、登山やハイキングなど長く、スポーツライフを楽しんでいらっしゃる方々で、
目的を分類してみると。

  • 病気の予防や健康増進
  • ダイエットなど美容目的
  • もともとアスリートだったのが、今は競技志向よりエンジョイ派

■アスリート■

アスリートは、サッカーや野球、テニス、バスケットボール、体操、水泳など、
大会や試合に出場している方々で、常にレベルアップを考えている人達で、
分類すると下記のように別れるのではないでしょうか?

 

  • 将来、プロを目指す小中学生アスリート
  • スポーツ一筋、高校大学生アスリート
  • 働きながらスポーツ一筋、社会人アスリート
  • プロアスリート

最近ではマラソンブームで、朝から夜遅くても走っている方を見かけたり、
世界で活躍しているテニスの錦織選手や、
サッカーの本田選手、野球の田中選手などの活躍で、
自分とダブり合わせて、練習に励んでいるアスリートも増えているのではないでしょうか?

 

生活習慣病、メタボリックシンドローム、ダイエットなどのために医者から、

家族から、友達から言われて運動やスポーツを開始し、

長く続けている人達もたくさんいらっしゃると思います。

 

僕もいまだにストレス発散のためにスポーツをしていますが、
沢山のスポーツ愛好家、アスリートの方々のために、
今回はトレーナーとして身体の面でのアドバイスをさせていただこうと思っています。

 

まずはこのコラムでは、アスリートやスポーツ愛好家の方々のために、
一般的なコンディショニングについてお話をさせていただき、
徐々にスポーツ愛好家の方々からアスリートに絞り込んで
コンディショニングの重要性をお話をさせていただきたいともいます。

アスリート、スポーツ愛好家のためのコンディショニング

コンディショニングと言う言葉は、広い意味で使うことが多いので、
我々の専門とする分野としてコンディショニングを

  • メンテナンス
  • トレーニング

と言う2つの面からお話をさせていただきます。

アスリートのためのメンテナンス

スポーツを長く続けていると、特にアスリートの方に多い怪我。

アスリートの場合、この怪我次第で選手生活を左右するようになります。

怪我の箇所、重症度によっては、その競技を続けていくことさえ困難になる場合があります。

コンディショニングの重要性は、まずは怪我をしない!です。

怪我をしない身体を作っていかないと、結局は怪我をしてしまったり、
パフォーマンスが上がらなかったりします。

では、どうやって怪我をしない身体づくりを行うのか?

怪我をしない身体つくりは、競技レベル、目的・目標、練習頻度などによって
違っては来るのですが、スポーツ愛好家の方々よりも、
少し競技者、アスリートの方々向けにお話をします。

先程も述べました、『メンテナンス』と『トレーニング』
この2つの方向から身体つくりを行うことが必要になります。

でも残念ながら、練習、練習の日々で、
身体は疲れ切り、悲鳴を上げながらも練習を休まず、
大会や試合に向けて努力をしています。

特に学生アスリート。

痛いとも言えない、疲れたとも言えず、
コーチや指導者の言いなりになって練習を続けていると、
ちょっとしたアクシデントで大きな怪我に。。。

何度もこんな状況を見てきました。

半月板損傷、膝の前十字靱帯断裂、腰椎ヘルニア、肩の関節唇損傷など
怪我にも色々とありますが、
部位や重症度によっては、競技を続ける事すら出来ない怪我は沢山あります。

ラボには小学生アスリートからメンテナンスやトレーニングを受けに来てくれていますが、
小学生から膝の半月板損傷、軽度の腰椎ヘルニア等に悩まされています。

そういう子に聞けば、やはり練習漬けの日々で、
休みもほとんどなく、メンテナンスは自分たちでのストレッチ。

トレーニング何をしているのか来てみても、
走り込み、腹筋、背筋、腕立て伏せ。。。

これでは壊れてしまっても仕方がないです。

まずは日々の疲れをメンテナンスでリセットする必要があります。

メンテナンス=ストレッチ
と思っている人が多く、
『メンテナンスはどのような事をしていますか?」
との問いかけにも、ほとんどが、多少ストレッチをしていると答えます。

確かに練習後のストレッチは、筋疲労の回復には効果的ですが、
それもほとんど行われていません。

まだまだ学生レベルだと、身体の疲労回復をどうすればよいのか、
コーチや指導者も含めて理解している人が少ないために、
疲労回復のためのメンテナンスを行うだけで、
パフォーマンスが上がる場合がほとんどです。

でもなかなかアスリートの疲労回復のためのメンテナンスを行ってくれるところがなく、
結局はそのままにしているケースがほとんどです。

せめてしっかりとストレッチでも行ってくれればよいのですが・・・・。

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