気持ちの良い季節になりました。
マラソン大会が各地で開催され、
お友達やご家族でジョギングを始めた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ジョギングを始めたのはいいけれど、
「最近、脛の内側に違和感がある。」
「走ったり歩いたりすると鈍い痛みがある。」
という方はいませんか?
もしかしたらそれはシンスプリントかもしれません。
シンスプリントとは?
下腿の内側にある脛骨の下の方約3分の1(5cm位の範囲)に
痛みが出る症状をシンスプリントといいます。
時に外側に痛みが出るケースもあります。
激しい痛みはなく、違和感や鈍痛を感じます。
ランニングやジャンプを繰り返すスポーツではよく起こります。
特にランナーにおいては20〜50%人が、
この痛みに悩まされると言われています。
最初は運動を始めた時に違和感を感じる程度ですが、
悪化してくると常に痛むようになります。
原因は何?
シンスプリントの原因は、
走ったりジャンプしたりした時、
足の筋肉が強く引っ張られることにあります。
それが何度も繰り返されるうちに、
脛を覆っている骨膜に炎症が起きて痛みが生じます。
脛の周りには
ヒラメ筋、腓腹筋、前脛骨筋、後脛骨筋、長趾屈筋など、
様々な筋肉が付着しています。
これらの筋肉の硬さが痛みを引き起こす原因の一つとなっています。
準備運動を十分に行わず、いきなり長い距離を走ったり、
無理をしてハイスピードで走ったりして何度も負荷をかけることで、
筋肉に負担がかかってしまいます。
硬い路面や舗装されていない道ではさらに足への衝撃は大きくなります。
痛みのレベル別対処法
<痛みが軽い時>
まずは練習量を減らしましょう。
練習を休むことで痛みは治まっていきます。
休みの間もスタミナを落とさないために、
スイミングやトレーナーによる正しい足の使い方のトレーニング、
スポーツマッサージで筋肉の柔軟性を高めていくことがおすすめです。
休養期間が明けて練習を再開した時、
以前と同じ体の癖や筋肉の状態のままでは、
痛みは再発しやすいのが現状です。
痛みが治まり始めたら、
脚のストレッチと筋力をつけるためのトレーニングを始め、
徐々に練習再開へと向かっていきましょう。
<安静時も痛い・鋭い痛みの時>
安静にしていても痛い。
動かすと我慢できないほど痛む。
そんな場合は、疲労骨折の可能性もあります。
見た目では判断できないので、
早めに病院でレントゲンを撮ってもらいましょう。
早い治療が早期の復帰につながります。
患部をアイシングして、
炎症を鎮めることも忘れずに行いましょう。
シンスプリントの予防法
シンスプリントの原因の一つに、
筋肉の硬さがあるとお伝えしました。
では、
ストレッチをして筋肉を柔軟にしておけば問題は解決するのでしょうか。
残念ながらそれだけでは十分とは言えません。
なぜなら、根本原因が解決されていないからです。
片足重心や足を組んで座るなど、
普段の生活で何気なく行っている癖。
ガニ股・内股といった、
本来の関節の動きとは違う方向にストレスがかかった状態を放っておくと、
身体のゆがみや、関節のズレが生じます。
それは脚だけでなく、
骨盤のゆがみ・硬さ、
上背部の硬さも下半身の動きや、
足の送り出しに大きく影響します。
まずは普段の姿勢や動きを見直して、
ゆがみの根本原因を改善していきましょう。
ゆがみが取り除かれれば筋肉が緩み、
動きがスムーズになっていきます。
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