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アスリートこそ体幹を鍛えるべき

日本人は欧米人に比べ、体格に占めている胴体の割合が長いのはご存知でしょうか?

現代の若い世代は、欧米人の体型に近づいてきたと言われていますが、 日本人はまだまだ胴長短足。
体幹が長いほど鍛える範囲が広がり鍛える必要性が高くなります。

では、体幹とはどこをさすのでしょうか?

人間の手足と頭を除いた胴体部分を 大まかに「体幹」と言います。

その体幹ですが、率先して強化したい部分は・・・

胸郭と骨盤に挟まれたお腹です。
いわゆるコアと呼ばれる部分です。

コアには、背中側に脊柱が走るだけで、胸郭や骨盤のような内臓を守る骨格がありません。
骨格がないと、その代わりに内臓を支えるのが骨格の近いところにある 体幹深層筋(インナーマッスル)なのです。

具体的には・・

  • 腹横筋
  • 多裂筋
  • 横隔膜
  • 骨盤底筋群

腹腔を上下左右から囲み内臓を支え、 また腹圧を高めることで背骨を支えています。
それらを鍛えることにより、姿勢の維持や体を動かすことが出来ます。

また、心臓や肺等、人間の生命活動に不可欠な胸部や腹部の臓器が正常に機能するよう、 所定の位置に収め守ってくれる働きもしています。

体幹は大事と改めて実感します。

スポーツの世界ではよく『軸』と言う言葉を使います。
正しく軸を作るが体幹部のトレーニングではないでしょうか?

しっかりとした軸が出来ると、手や脚の動きもスムーズに行えますが、軸がぶれ始めるとやはり手足もぎこちない動きになります。

どうしても表面的な筋肉(アウターマッスル)を鍛えて、深層筋(インナーマッスル)を疎かにしているアスリートが多いように思えます。特に男性アスリートには。(笑)

ただ、体幹部の深層筋をトレーニングするには、知識が必要かもしれません。
トレーニング全てに言えることですが、ちゃんと筋肉を理解し、意識しないと思っている筋肉ではなく、違う筋肉を鍛えてしまったりしてしまいます。

アスリートこそ体幹トレーニングが重要な要素ですが、しっかりとトレーニングしないとなんちゃってでは効果が期待できません。

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