長年、小中学生アスリートを中心にサポートしていますが、
ほとんどの子どもが不良姿勢です。
まずはここを修正するだけでもパフォーマンスは上がるはずです。
スポーツ障害とはどういう痛みか?
スポーツにおける痛みは大きく分けると2つに分かれます。
- スポーツ障害
- スポーツ外傷
スポーツ障害とは、繰り返しのストレスから来る痛みで、
ジュニア特有の症状でいうと
- オスグッド病
- セーバー病
- 骨端線損傷
- 野球肩、野球肘
- 腰椎分離症 など
スポーツ外傷とは、
今まで痛みがなかった状態でも、
転んだり、捻ったり、ぶつけたりで痛める症状のことで
- 骨折
- 脱臼
- 捻挫
- 打撲
- 肉離れ など
スポーツ外傷は痛い部分が原因ですが、
スポーツ障害の原因は、
痛いという患部が原因ではない事がほとんどです。
では何が原因なのか?
スポーツ障害の原因はオーバーユースと言われていますが、
本当にそれだけでしょうか?
特に今のジュニアはオーバーユースだけの問題ではないはず。
だから痛いからと言って練習を休んで安静にしていても
練習を再開すると、また痛み出すのです。
スポーツ障害の痛みは安静だけではダメ!
オーバーユース→痛み→安静→完治
ではありません!
不良姿勢→オーバーユース→痛み→安静→リコンディショニング→完治
です。
スポーツ障害の原因は、不良姿勢の状態で
使い過ぎるから、患部にストレスがかかり痛み出すのです。
ジュニア期のスポーツ障害の代表的なものがオスグッド病です。
膝のお皿の下辺りが痛む症状です。
病院に行くと成長痛って言われるアレですよ。(笑)
膝の下に痛みが出た場合はもちろん安静が必要です。
しかしオスグッドの原因はオーバーユースだけではありません!
大腿四頭筋(大腿部前面の筋肉)の緊張です。だから膝の下に痛みが出てくるので、
安静だけでは物たりません。
大腿四頭筋の緊張を取る必要があります。
セーバー病は太ももの筋肉(下腿三頭筋)の緊張、
腰椎分離症は骨盤の傾斜が問題が多く見られますので、
骨盤の傾斜に関わる筋肉の緊張が考えられます。
ただしジュニアのスポーツ障害は
予防が大事です。
痛みが出てからは変形等を伴う可能性がありますので
予防に気をつける事が大事です!