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スポーツトレーナーになるためには?仕事内容、資格、収入、将来性

オリンピック、ワールドカップなどで日本代表選手が活躍していると、スポーツトレーナーになりたい!と思っても、実際、スポーツトレーナーってどうやったらなれるの?と思われる方がいらっしゃるので、スポーツトレーナーになるためにはどのようにすればいいのか?またスポーツトレーナーってそもそもどんなお仕事なのか?将来性はどうなのかを知りたい方のために、スポーツトレーナーについて解説をします。

 

スポーツトレーナーになるためには

スポーツトレーナーになるためには色々な方法があります。大学に行く、専門学校に行く、スクールで学ぶなどから、海外で学ぶこともできると思います。実際に、スポーツトレーナーと言う資格がある訳ではないので、色々な資格を取得され、スポーツトレーナーとして活動をされています。

ただ漠然とスポーツトレーナーと言っても、バリバリの競技者をサポートするのと、一般人でスポーツを楽しまれているようなスポーツ愛好家の方や、健康のために運動をされている方などをサポートするのでは、資格も違いますし、学び方や働き方も変わってきますので、どのような人たちをサポートしたいのか、以下の中からでも選んでみてください。

1,バリバリのトップアスリート
2,レベルアップを望む競技者
3,高校生や大学生アスリート
4,小中学生アスリート
5,テニスやゴルフなどを愛するスポーツ愛好家
6,健康増進、体力・筋力アップを目指す一般人

大きく分けるとこのような人たちをサポートするのがスポーツトレーナーの役割だと思います。全くレベルや目指すところが違いますので、まずはスポーツトレーナーとしてどのような人たちをサポートしたいのかは重要なポイントになります。

スポーツトレーナーとしてどのようにスポーツをされている方々やアスリートと関わって行くのかと言うと、大きく分けると「トレーニング系」と「メディカル系」になります。それによって学び方が違ってくるので、まずはどのようなスポーツトレーナーになりたいかを決まる前に、スポーツトレーナーのお仕事ってどんなことがあるのかを知ってください。

 

スポーツトレーナーの仕事内容

スポーツトレーナーのお仕事と言っても、サポートする相手が「一般人」なのか「アスリートなどの競技者」なのかによっても違ってきます。ただスポーツトレーナーとしてのお仕事内容は大きく分けると「トレーニング系」と「メディカル系」に分かれますので詳しく解説をします。

トレーニング系のお仕事内容

選手のトレーニングメニューを組み、指導を行うことが目的ですが、競技にもよります。例えばサッカーやバスケットボールなどのチームをサポートする場合は、チーム全体でのトレーニングを行ったり、グループ(ポジションや役割など)でのトレーニング指導、また個別でのトレーニング指導があります。

テニスやゴルフなどの個人競技だと、個別のトレーニング指導だけになりますので、グループ競技の選手や、色々な競技の選手のトレーニング指導を行います。

一般人の方も同様で、健康向上、筋力・体力向上などグループでのトレーニング指導や、個別でのトレーニング指導になります。

メディカル系のお仕事内容

怪我や痛みを抱えている人たちへサポートです。

 

スポーツトレーナーの資格

スポーツトレーナーの役割から仕事内容がわかった時点で、自分はどのようなスポーツトレーナーになりたいかで取得するスポーツトレーナーの資格が変わります。一般人なのかアスリートなのか、グループでのサポートなのか、個別でのサポートなのかによっても資格が違ってくると思いますので、トレーニング系とメディカル系に分けてスポーツトレーナーとしての資格をお伝えします。

トレーニング系の資格

NSCA-CSCS
NSCA-CPT
アスレティックトレーナー(AT)

代表的なスポーツトレーナーの資格を挙げてみました。アスリートなどのスポーツ選手をサポートする場合、NSCA-CSCSやアスレティックトレーナーの資格があるとレベルの高い選手までサポートすることが出来ます。

学生アスリートやスポーツ愛好家の方で貼れば、NSCA-CPTの資格があればトレーニング指導が出来るようになると思います。ただ、最初にも述べましたが、スポーツトレーナーと言う資格がないので、独学でスポーツトレーナーとして活動することも可能ですが、専門的な知識や技術が身に付いていないとお勧めしません。

また競技者をリタイヤして、その競技のスポーツトレーナーとして活動をされている方もいらっしゃいます。

メディカル系の資格

理学療法士
鍼灸師
柔道整復師

メディカル系は資格がなくては出来ないお仕事なので注意しましょう。理学療法士や鍼灸師、柔道整復師などは国家資格になりますので、大学や専門学校に通うことになります。

またメディカル系とは少し違ってコンディショニング系などの分野で活動をされている方もいらっしゃいます。例えば整体師、ストレッチなどの資格を持った人もスポーツトレーナーとして活動をされていたりします。

整体師やストレッチの資格は専門学校やスクールで資格取得できますので、働きながら資格を取得したいという方にはお勧めします。

 

スポーツトレーナーの資格を取るためには

自分のなりたいスポーツトレーナー像がわかり、そのための資格が何かわかってきても、実際、大学や専門学校などに通って資格を取得するのか、それとも働きながら資格を取るのかなどでも違ってくると思います。それによっても費用なども変わり、大学や専門学校に通うために引っ越しなどをするのであれば費用も膨大になります。

大学や専門学校で資格を取る場合

大学や専門学校で資格を取る場合は、月曜から金曜まで授業があるので、お仕事もされていない10代~20代の方が多いと思います。高校を卒業して入学するような感じです。

スクールなどで資格を取る場合

最近では副業で活動をしたいとか、将来的に転職したいなど働きながら資格を取得しようと考えている方は、中々、大学や専門学校で資格を取るのは厳しいと思います。

 

スポーツトレーナーの収入は

これからスポーツトレーナーとして活動をされる方は、やはり収入面は気になるところではないでしょうか?その前に働き方がありますので、働き方によっても収入の違いは出てくると思います。

働き方は下記の通りです。

①正社員
②アルバイト、パート
③業務委託
④独立開業

スポーツトレーナーの資格を取得して、正社員として働く場合は、月収20万円から50万円位が相場ではないでしょうか?アルバイト、パートも時給制で時給1500円から3000円ぐらいが相場ではないでしょうか?

正社員やアルバイト、パートの場合は、採用条件として資格所得が挙げられている場合がありますので、資格を取得していなかったり、指定の資格を取得していないと採用されないケースもありますので、事前に確認しておくことをお勧めします。

業務委託の場合、売上に対しての歩合を施設などの会社側に場所代として支払うことになることがほとんどです。この場合は、交通費などの費用も自腹になることが多く、お客さまが来なかった場合は売上、収入もゼロになると考えておいてください。

独立して開業された場合は、売上がほぼ自分のものになりますが、固定費(家賃や光熱費など)がかかりますので、売上がなくても経費が掛かります。

 

スポーツトレーナーの将来性

スポーツだけではなく、運動や健康など広い意味で考えると、ますますスポーツトレーナーとしての役割は必要不可欠になると思います。実際に、2020年から広がりをみせたコロナ問題で、自宅にいる時間が長かったり、オンラインやリモートで外出する機会が減り、体力、筋力不足を感じた人が運動やスポーツを始めるようになりました。

すれに加えて、スポーツトレーナーが自宅から、オンラインやリモートで、トレーニングやエクササイズ、ストレッチなどの指導を行ったり、セミナーなどを行うことが出来る環境が整ってきました。

またW杯、オリンピックなどの世界的な大会で、日本代表選手が活躍をされたり、海外のチームなどで活躍をされていることから、子ども達がスポーツ選手になりたいと夢を持つ子も増えてくると思います。

そういうジュニアアスリートにも、まだまだスポーツトレーナーとしてサポートしている人が少ないため、これからますます求められるようになると思います。

学校教育の一環として部活動がありますが、徐々に部活動の指導者も学校の先生ではなく、外部への委託が主流になってきますので、指導者だけではなくスポーツトレーナーとして中学校や高校の部活動にもスポーツトレーナがいる環境が整ってくるように思えます。

それに今では24時間フィットネスなどのコンビニ的なフィットネスが広がりをみせています。これは他のお仕事も同じかもしれませんが、今現在のスポーツトレーナーとしてのお仕事内容に加えて、新たに職域を広げて行ったり、ポジションを作り出す活動も必要になってくるのではないでしょうか?

今ないものを作り上げるにはスポーツトレーナーの資格や知識、技術だけではなく、ビジネス的なスキルも身に付けて行くと、スポーツトレーナーの将来性は無限大です!

 

 

 

他のスポーツ選手をサポートする仕事

スポーツトレーナーだけではなく、数々に専門的な資格を知識、技術をお持ちの方がスポーツ選手やアスリートをサポートしています。

例えば栄養士さん、メンタルトレーナー、用具や道具、ウエアなどを作っている方、グラウンドや体育館などの施設を管理されている方、カメラマンさんなど、沢山の関係者がいらっしゃるので、そのような方々とコラボレーションしながらお仕事をすることもできるのではないでしょうか?

その為にも、国内にとどまらず、アメリカやヨーロッパなどのスポーツにおける環境を視察しに行ったり、情報も収集することで、新たなスポーツトレーナーとしての役割が見つかるかも知れません。

 

まとめ:スポーツトレーナーになるためにはあなた次第!

スポーツトレーナーになるためには、まずは自分がどのような人たちをサポートしたいのかによって、資格も違い、学び方も違い、働き方も違います。ただ、これからスポーツトレーナーとして活動をして行こうとなると、新しい発想や発見などが求められる可能性もあり、行動する必要があると感じています。

これから5年先、10年先を考えると、スポーツトレーナーとしての活動内容も変化し、活動範囲を広がると感じています。

スポーツトレーナーとして活動するための一つの資格や知識、技術だけではなく、複数の資格を取得したり、ビジネス的なスキルを身につけると幅が広がり飛躍できると感じています。

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