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肉離れはどれだけの期間、何をしたらいいの?

スポーツをしている方なら、一度ぐらい経験したことがあるぐらいメジャーな怪我に「肉離れ」があります。

肉離れで1ヶ月ぐらい練習を休んでも、またやってしまったって経験ありませんか?
もしくは「肉離れはクセになる」と思っていたりしている方もいらっしゃると思います。

実際、肉離れになってどれぐらいの期間で練習に復帰すればいいのか?
その間、何をすればいいのか?
そもそも肉離れをしないようにするためにはどうしたらいいのか?

案外、誰もが知っているような症状でも、どうしていいのかわからないままにしている人もいると思いますので、トレーナーとしての見地から説明をしていきます。

 

肉離れって何?

肉離れですから、筋肉が離れた状態が肉離れです。
ようするに筋肉が引っ張られてちぎれた状態で、軽い症状から、最悪は断裂と言う、とんでもない大怪我まであります。

太もも(ハムストリングス)やふくらはぎ(腓腹筋)の筋肉を肉離れすることが多いと言われています。

 

肉離れの原因って何?

主な原因は2つ

  1. 筋力以上にストレスが掛かった
  2. 疲労困憊状態で、さらにストレスが掛かった

両方の原因が考えられると思います。

 

肉離れになったらどうしたらいいの?

肉離れになってからはすぐにRICE処置

安静・冷却・圧迫・挙上

動かすとひどくなる可能性があるので、練習は絶対ダメ!
軽症と重症では違いますが、RICE処置の期間は1週間ぐらいを目安にしていただければと思います。

痛みや腫れ、熱感がなくなればRICE処置も必要なしですが、いきなり動かすと、また悪化する可能性もあるので要注意です!

 

早くよくなる方法は?

怪我が良くなるまでには、ある程度、時間がかかるので、しっかりと練習を休め、患部の処置をお願いします。

ただ、太ももやふくらはぎを肉離れをしたからと言って、完全休養は肉離れをしてから3~4日で、肉離れをした以外の上半身や、反対側の足などをトレーニングをしたりしている方が、休んだ分の筋力ダウンはある程度防げます。

ただ早い期間で練習に復帰してしまうと、再受傷の可能性がありますので、本来なら段階を追って動かしていき、肉離れをした部分にストレスをかけても大丈夫な状態まで良くなっていないと、練習には戻れないと思っていただけると、逆に早くよくなると思います。

焦って、短い期間の休養で復帰すると、また痛めた休んだりしていると、結局、良くなることが遅れて、より長い期間練習を休むことになりがちなので気を付けてください!

 

家でできることはあるの?

RICE処置が終了し、少し痛みも取れて動けるようになれば、肉離れをした筋肉を、少しでもいいのでほぐして欲しいのです。

もちろん肉離れをした筋肉はほぐせないですけど、その筋肉の近くの筋肉はほぐして行けば良いです。

ほぐし方とすれば、テニスボールなどの少しやわらかめのボールを使うとほぐしやすくなります。

例えば太もも(ハムストリングス)の筋肉を肉離れをした場合ですと、椅子の上にテニスボールを置き、その上に太もも(ハムストリングス)を置き、太ももを動かし、ボールを転がしながらほぐしていく方法が簡単です。

当ラボではセルフケアの方法も、オンラインコンサル(痛みのコンサルティング)でアドバイスをさせていただいておりますので、詳しい方法をお尻になりたい方は、下記のページからお申込みいただきますと、ZOOMを使って状況を確認させていただき、セルフケア、ホームケアの方法を指導させていただきます。

痛みのコンサルティングの詳細はこちら

 

 

練習復帰までの期間

肉離れをしてから、どれぐらいの期間で練習に復帰すればいいのですか?とご質問を頂きますが、これはその人の状態によりますので、アバウトですが2週間から4週間ぐらいだと考えておいてください。

ただ痛みが消えたから大丈夫と言う判断は危険です!

練習を休んだ期間は、やはり何もしていないと筋力は低下していますし、痛めた筋肉はすぐには練習のストレスを耐えらるはずはありません!

動いで大丈夫→歩いて大丈夫→軽いジョグで大丈夫→走って大丈夫→力を入れて大丈夫

などが一応の目安になっています。

もちろん肉離れをして、一定の期間練習を休んだ場合は、練習に復帰する際はテーピングやサポーターを巻いて、再受傷を防ぐ必要があると思います!

 

まとめ

肉離れも怪我です。
周りの人も肉離れをしている人が多いからと言って、軽く見てしまうのは危険です。

怪我や痛みで練習を休んだ場合は、復帰まではプロセスを踏む必要がありますので、痛みがなくなったから大丈夫は危険ですのでご注意ください。

またRICE処置が面倒だからと言ってやらなかったり、短い期間しかやらない、1日1回しかやらないでは復帰してもまた痛めたりしてしまうので、肉離れを軽く見ることはやめましょう!

痛みが消えて練習を復帰したとしても、まだまだ傷口(瘢痕)が残っていることがあり、自然と元の動きができない、もしくは痛みをかばう動きをしてしまっていることがありますので、動きを見る必要もあります。

また練習を休んだ期間が長ければ長いほど、筋局が低下しているので、筋力アップが必要になります。

ただここは専門家に任せないと、ただ単に負荷を下げた状態でのトレーニングが良いとは言い切れません!

だから当ラボでは、スポーツ整体で身体の状態、怪我や痛みの状態を把握し、筋肉などの調整を行い、パーソナルトレーニングへと誘導し、トレーニングまでさせていただいております。

またパーソナルトレーニングの初回は、姿勢をチェックするために、動きや姿勢を動画や静止画で撮影をし、今の状態をパソコンの画面を通して、その動画や静止画を見ていただきながら、どこを鍛えると良いのかをご説明をさせていただき、パーソナルトレーニングを行うような流れでサポートさせていただいております。

自分の身体だと言って、自分で判断するのは危険かもしれません。

スポーツにおける怪我や痛みは、専門家の我々にご相談いただけると、肉離れをする前の状態に戻すだけではなく、もっと良い状態に持っていくようにしますので、競技力アップにつながることになっています。

遠方にお住まいの方でも、痛みのコンサルティングなどでアドバイスもさせていただけますので、一人で悩んでいないでご相談ください!

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